溶射とは?

特 性 加工工程 加工例

特 性

溶射とは、防食や、硬度、耐磨耗といった使用目的に応じて
最適の特性を得られる溶射材料(金属、合金、炭化物、窒化物、酸化物)
などの粉末をノズルから高圧で噴出し、火炎やプラズマ中で
溶融状態として品物表面に付着させる方法で、鉄の表面を
チタンに変えたり、アルミの表面をセラミックに変えられる表面処理方法です。

溶射の優れた特性
1.溶射は、広範囲な種類の基材に加工が可能です。
鉄鋼・非鉄金属・セラミック・プラスチック等の広範囲な種類の基材に加工ができ、
また、マスキング等を行い、必要範囲だけ加工する事もかのうです。


                                                             

2.溶射は、基材に対して、やさしい表面処理技術です。
基材に対し、熱影響による変形がありません。また、メッキと違い乾式法である為、
水素脆性の危険も無く、素材硬度を失わず、ハードクロームメッキ以上の硬度、
耐摩耗性を得る事が可能です。


4.溶射法の分類
溶射法 ガス式溶射 フレーム溶射 溶線式
溶棒式
粉末式
高速フレーム溶射
電気式溶射 アーク溶射
プラズマ溶射 大気プラズマ式
減圧プラズマ式
線爆溶射
             


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